ファンドマネージャーが考えるキャリートレード

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ファンドマネージャー(投資家から集めた資金を実際に運用する人)は、日本国内だけではなく世界の政治情勢、株式市場、景気の動向などをみています。以前、米ドルキャリートレードが盛んに行われていましたが、それに伴って米ドルの為替も下落しました。その後アメリカが政策金利の利上げを開始したため、米ドルキャリートレードも縮小し、一時的に米ドルも上昇しました。しかし、米ドルの上昇は長続きしませんでした。日本も、日銀が利上げを開始したことにより、「円キャリートレードが解消し、円が急騰するのでは?」などと噂が立っていますが、ファンドマネージャーは、氾濫する情報に惑わされず、アメリカのような似た前例をもとに行動しているようです。

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円キャリートレードや巻き戻しについて

fxの世界で用いられている”円キャリートレード”とは、簡単にいうと、円を売って外貨を買う。という売買行動です。

そもそも、fxの世界で”キャリー”とはどういう意味なのか?

fxでは、為替などの価格変動から収益を得る(例えば100円で買って200円で売ると100円の利益が出る)のが一般的です。

しかし、価格変動がなくても収益を得られる状態が”キャリー”と言われています。

金利の収益を見込んで投資する場合に用いられていた用語のようです。

このような意味のもと、fxの世界では、”キャリートレード”とは、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ることで、金利差から得られる収益(スワップポイント)を得ることを指しています。

それにより、何が起きるかというと、また、買われる高金利の通貨は、対低金利通貨で値が上がり、逆に売られる低金利の通貨は、値が下がります。

(例えば、円を低金利の通貨とすると、円安になる)

次に、「巻き戻し」とは何なのでしょうか?

「巻き戻し」とは、高金利の通貨を売って、低金利の通貨に買い替えることを言います。

よって、今度は、売られる高金利の通貨は、対低金利通貨で値が下がることになります。

(例えば、円を低金利の通貨とすると、円高になる)

低金利状態が続く日本ですが、”円キャリートレード”は、今後どうなるのか、について調べてみました。

◆円キャリートレードの巻き戻しが停滞すると思われる理由

 @日本と他の先進諸国との金利差が依然として大きい。

 A日本よりも金利の高い国で追加利上げの可能性があり、日本と海外の金利差が一方的に縮小していくわけではない。

◆円キャリートレードの巻き戻しが加速すると思われる理由

 @アメリカ経済において、設備投資の下振れや住宅市場の回復の遅れが一段と顕著になれば、アメリカn株価が下落し、利下げの可能性も高まる。

  アメリカの株価が下落すればキャリートレードなどが抑制されることで、円高・ドル安圧力が強まる可能性がある。

 A日銀が利上げを行った場合、日本やアメリカの株価を押し上げるとともに、円安をもたらす可能性がある。

  また、日銀が利上げすれば、日本株価やアメリカ株価に下落圧力がかかる可能性は無視できなくなる。

などが考えられるようです。

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キャリートレードとは、低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買うことにより、その金利差から収益(スワップポイント)を得ることを言い、円を売って高金利の通貨を買うことを円キャリートレードと言うようです。